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運命を変えた日雇い引越しバイト

平成最後の夏。蒸し暑い日が続きますねー。

こんばんは。

オンライン教材構築コンサルタント
原田里史です。

先日、久しぶりに品川でセミナーに参加。
テーマは「ビジネス会話術」。

初対面の方が溢れる場所は、テンションが上がりますね。

なぜなら、

僕は集団行動の拘束感が苦手。1人でにぷらっと新しい場所に行くのが好きなんです。

それに、全く自分の事を知らない人たちの中に身を置くと、いちから関係性を構築しないと行けないですよね。

その裸一貫で飛び込んでいく緊張感がたまりません(笑)

不定期でも、初対面の方に囲まれる場所に出向こうと思いましたねー。

さて、、、

今日のテーマは「強烈なイヤイヤ体験」でお届けします。

突然聞いちゃいます。

あなたは、思い出すのも嫌な体験ってありませんか?

なぜ突然、聞かせていただいたのか。

それは、

最悪!
無理!
嫌だ!

と感じた体験は、人間が目的を持って活動を続ける原動力になるからです。

あなたにとっての“強烈なイヤイヤ体験”に気づけると、なぜ、今その活動しているのか、独自の理由が見えてきます。

活動の源泉に気づくことで「継続」が簡単になるんです。

ビジネスにしても、どんな活動にしても、成果という果実を得るためには「継続」が欠かせません。

活動が継続できれば、長期的な成果につながります。

つまり、長期に渡って果実が得られます。

逆に言うと

活動の源泉に気づけなかったり、不明確なままだったりすると、動機が見えないため、途中で挫折します。

だからこそ、強烈なイヤイヤ体験を知ることは、とても大切です。

で、
でですよ。

参考までに僕の体験をお話させてください。

僕はフリーランスのビジネスコンサルタントとして活動しています。

2005年からずっと「自分でお金を稼ぐこと」をやっています。

では、なぜ、このような活動スタイルを取っているのか。

それにも、僕の“強烈なイヤイヤ体験”が関係してます。

僕は高校を卒業してから、4年間ほど実家に引きこもりの時期がありました。

いろいろなきっかけがあり、派遣社員として初めて社会で働きます。

とはいえ、群馬県の片田舎で時給850円。

月に100時間の残業で、ようやく手取りが20万円に達するという感じでした。

このまま年を重ねても、あまり希望を感じられないなぁ

そう思った僕は

家に引きこもっているとき常に触れていた、パソコンでお金を稼ぐことはできないのか?

と、調べ始めました。

その結果、アフィリエイトで、お金を稼ぎたいと思うようになったんです。

ですが、工場で肉体労働をやっていたため、残業をして帰ってくると疲れて寝てしまう。

もっと作業時間を確保したい!

その思いに至って、1年半で派遣の仕事を辞めます。

ところが、

すぐにホームページからの収入が発生するわけもありません。

辞めてから数ヶ月が経った頃、実家にいるとはいえども、あまりにお金がなくなってきたため、再び、短期アルバイトをすることに。

そのときに選んだのが、運命の分かれ道となった「日雇い引越しアルバイト」でした。

事務所に電話をして連絡をすると、数日後にさっそく働けることに。

朝4時に起き、始発の電車に乗って、事務所に向かいます。

事務所には、何台もの引越しトラックが止まっていて、自分が配属されるトラックを指示されました。

指定された引越しトラックに近づくと、ドライバーらしき社員さん(以下、Aさん)が、準備をしています。

Aさんに「おはようございます!」と挨拶すると、第一声で無視されます。

え?マジで?と思います。

・目線は合わせない
・言葉は発しない

お手本のような完全無視です。

周りも静かな中だったので「聞こえなかった」とは考えられません。

それまで3~4個バイトをした経験はありましたが、ここまで完全な無視をされるのは初体験。

で、次の言葉が浮かばないまま呆然と立っていると

「おいっ!おまえ!早く乗れよ!!!」

とAさんに怒鳴り散らされます。

これがAさんが、僕に初めて取ってきたコミュニケーション。

わぉ!わぉ!ですよ。

もし僕が生まれたてのヒヨコだったら、出てきた殻に再び戻ったことでしょう。

(なぜ、ヒヨコ?)

おー、なかなかファンキーな人がいる場所に来ちゃったな・・・と。

ビビりながら「す、すいません!」とあやまり慌ててトラックに乗ります。

すると、Aさんはイライラしたまま、トラックを発進させます。

これからどこにいくんだろう?
どんな引越し案件なんだろう?
そのうち説明してくれるのかな?

そんな不安を抱えながら、助手席に座っている僕。

ですが、10分たっても、20分たっても一切、口はきいてもらえません。

それどころか、Aさんは携帯で電話を始めます。

きっとお客さんや会社に連絡する必要があるんだろうなぁと思いました。

けれども、電話口から漏れてる声は「ごめん~、いま起きた~」という女性の声。

なんと!

話を聞いていると、彼女らしき女性との電話が始まったのです。

しかもAさんの声は、甘ったるい声。

ラブラブかよ…。

もちろんAさんはトラックを運転中。

これまた10分たっても、終わる見込みはありません。

アホらしい…と思っているうちに、僕はもう一人の悪魔に襲われます。

そう。みなさんご存知。

睡魔です…。

その日、朝4時起きをした僕は、トラックの助手席に黙ったまま座っていると、どんどん睡魔に襲われてきます。

ついに耐えきれずに、首がコクリと、船をこいだ、、、

その瞬間!!

「ちょっとごめん。かけなおすわ」と即座に電話を切ったAさんは

「おいっ!おまえ!降りろ!!
もう、降りろ!!」

と物凄い剣幕で怒号を浴びせてきます。

そう。バイトくんに切れるのが生きがいのようなAさんが、こんなチャンスを逃すはずがなかったのです。

さらに、実際にトラックの運転速度を緩めて、路肩に止め始めます。

恐ろしいほどの手際の良さ。

過去、何人のバイト君をこの戦術の餌食にしてきたんだろう?

って感じです。

さすがに「仕事のトラック運転中に、ずっと彼女と携帯で話している、お前の行動は棚に上げるのか」と脳裏に浮かびます。

ああ、つっこみたい、つっこみたい…。

ですが、気迫に押されまくりでビビっている僕に、そんな台詞を口に出せるわけがありません。

こちらの状況としましても、既に遠く離れてしまった事務所に、荷物類が人質に取られている状況であります。

今、車でどこを走っているのかもよく分からないんです。

けれども、Aさんは本気で降ろす勢いです。

こんなところで1人置いていかれたら戻るのも大変だ…

と、1人多数決で安全策を採択した僕は、必死で「すみません」とあやまります。

すると、Aさんはここぞとばかりに畳み掛けてきます。

A「おまえ、今寝ただろ?おまえの仕事は寝ることか?」

僕「(ああ、神様、寝るのが仕事と言って楽になりたいです)...いえ、引越しの手伝いです」

A「あ?じゃあ、なんで寝たんだよ!」

僕「(あなたが彼女とラブラブ電話を始めたので暇でした)...すみません。もう寝ません」

A「もういいよ。ここで降りろ。寝るヤツは歩いて帰れ!」

僕「(降ろされたらどうやって戻ればいいんだ)...すみません。すみません」

こんなやりとりを何度も繰り返します。

やがて、Aさんはどうにか運転を再開ししてくれます。

ですが、
想像してみてください。
バイトのスタートがこれです。

この1日は何度いちゃもんをつけられたのか分かりません(笑)

Aさんは、お客さんがいる前だと手のひらを返したような低姿勢を見せます。

その切り替えは、お見事の一言。

そんなんこんなで長い1日を終えて、夜20時頃に事務所に戻ります。

すべて終わり、給料袋と荷物を手にした瞬間の開放感たるや!

もう。
半端なかったです。

まるで『ショーシャンクの空に』。ドブ川で両手を広げて天を仰ぐアンディです。

で、僕にとってこの体験は、物凄く屈辱的な出来事だったんですよ。

なんでこんな扱いを受けなければならないんだ!とムカムカ、イライラしたり、何も言い返せなかった自分の弱さに悲しくなったり、様々な感情を味わいました。

だからこそ、僕に強い決意をさせました。

それは、
「もう人の下で働くのは辞めよう」
「自分でお金を生み出せるようになろう」
という決意。

そう決意をして、半年も立たないうちに、毎月50万円以上の収入が生まれるようになりました。

もちろん、引越しのバイトをすることは二度とありませんでした。

もう12年前の出来事です。

でもでも、この決意のおかげで、僕は以後、アルバイトも就職もしたこともありません。

する気もありません(笑)

その選択をするなら、自分でお金を稼ぐ道、自分で世の中に貢献する道の方が、よっぽど生き生きできることを確信しているからなんですね。

で、これはあくまでも僕の選択です。

今から振り返れば、

・たまたま変なドライバーに当たった
・僕もAさんから見たらトロい男だった
・明らかに戦力にならなそうな男だった

だけの話なんです(笑)

ここまで読んでくれた人も

「へ?それだけ?それだけで、バイトも就職もしないと誓ったの?」

って感じかもしれません。

現に、当時、

3つ下の弟に、この話をしたら「そんなのは、黙って言う事を聞いていればいいんだよ」と言われたのを覚えています。

でもでも、、、

その体験の中で
自分がどう感じたのか

これこそが、真実なのです。

“黙って言う事を聞いていられない性分”なので、今の僕がいるのでしょう。

この強烈なイヤイヤ体験が、僕の原動力になって、フリーランス活動を支え続けてくれたことは確かです。

さて、最後に冒頭と同じ質問をします。

「あなたを支えている、思い出したくもないほどのイヤイヤ体験はどんなことでしょうか?」

その体験を思い返してみて下さい。

そこから生まれる原動力はブラックエンジンかもしれません。

けれど、夏の暑さでモチベーションが下がってしまったとき、あなたの背中を強く押してくれるはずです。

またメールしますね♪

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