アドラー心理学の「統覚バイアス」って?ネガティブな思い込みを解放するために必要なこと

今日は、
思い込みがすべてを作る
というお話。

アドラー心理学に
「統覚バイアス」
という言葉があります。

これは、
あらゆる出来事は
本人の思い込みを通じて
解釈されるということ。

人間は、客観的な出来事に、
そのまま反応をして
生きているわけではないんですね。

客観的な物事に、
自分の信念を通した
主観的な意味づけをして、
それに反応をして生きているんです。

どういうことか。

例えば、僕は思春期の頃、
ニキビが結構ひどくて、それを
気にして落ち込んでいたんですね。

で、その話を人にすると
こんな風に伝えられるわけです。

「え?全然ひどくないじゃん・・・。
綺麗だよ」

と。

そこで、僕はこう
思っていたんですね。

「この人は気を使って
言ってくれているんだろうなぁ。
優しい人だ」

と。

また一方でこんな風にも
伝えられるわけです。

「確かにね。チョコラBBとか
飲んだ方がいいんじゃないの?」

と。

すると、僕はこう
思ったけわけです。

「ああ、やっぱり人から見ても
 そう思われるほど汚いんだなぁ」。

別のケースではこんなこともありました。

「巨人軍の松井秀喜は
手術をしたらしいよ。
調べて見たら?」

と。

こうなると、さぁー大変です。

「うぉ・・・。そんなに重い
話じゃなかったのに、
そこまで僕の顔は酷いのか」

と。

で、この時期、
僕の中にあった思い込みは、
「自分の肌はとても汚い」というもの。

つまり、
自分の肌の状態がどうであれ、
相手の発言がどうであれ、
自分の肌は汚いという
強烈な思い込みがあったため、
その通りにしか解釈できないんですね。

どれだけ綺麗だと伝えられようが、
どれだけ汚いと伝えられようが、
自分に対して“汚い”と意味づけしているため、
その色眼鏡を通してしか、目の前に
起こっている出来事に反応できないんです。

これが統覚バイアスと言われるものの正体です。

なので、自分が自分に対して、
どんな思い込みをもっているかを
見つけてあげることは、
とても大切です。

人に言われて傷つくということは、
厳密にいうと、人に言われたことによって、
自分の統覚バイアスが刺激されて、
傷ついているわけです。

自分自身が自分に対して
ネガティブな思い込みを
抱いていない限り、人は
傷つくことはできないんですね。

先ほどの肌の事例でも、
「自分は綺麗だ」
と思い込んでいたとしたら、
人から
「汚いね」
と伝えられたとしても、
「この人はなにを言っているんだろう?」
と、気にも留めないんですね(笑)

まずは自分に対して、
どんなネガティブな思い込み
を持っているかに気づくこと。

そして、その思い込みは
本当なのかを疑って、
思い込みを緩めてあげること。

それを繰り返していくことがあなたの心の土台を強いものとしてくれます。

以前にお伝えした7つの習慣の
「インサイド・アウト」と同じで、
すべてはあなたの内側から始まっているんですね。

あなたが手放したい思い込みは
どんなものがあるでしょうか?

その思い込みを手放せたとしたら、
どんな風に反応が変わるのでしょうか

今日もお読み頂き、ありがとうございました!