千駄ヶ谷パン屋さんの”セルフレジ”で感じた複雑な気持ち

近所に小さなパン屋さんがあります。
旦那さんがパンを焼いて、奥さんがレジを担当。
混雑するランチ時は、
アルバイトさんがお手伝いをしていました。
どこの町にもありそうなアットホームなパン屋さん。

数ヶ月振りにお店に行くと、
レジにどデカイ物体が置かれていました。
通常なら、顔をこちらに見せるはずがないそいつは、
恥ずかしげもなく顔を見せています。

そいつには、こんなPOPがつけられていました。

「セルフレジ導入」

はじめは、
ランチ時などのピークタイムに
早く会計をしたい人が使うのかな?
ぐらいにしか思いませんでした。

でも、それは違いました。

いつものように焼きたてのパンを
トレーに載せてレジに行くと、
袋詰めをし始めた店員さんに
「お金を入れて頂けますか?」
「入れたら、おわりのボタンを押して下さい」
と言われる始末。

お釣りもレシートもバッチリ吐き出してくれます(笑)

ああ、そうか。
もう手渡しでお金のやりとりをできる機会はないのか。
複雑な気持ちが交錯しました。

「いつの間にこんなものを導入したんですね~」
「そうなんですよ~、最近入ったんです」
「半分の仕事を代わりにやってくれるってことかぁ~」
「そうです、お金のやり取りを間違えないですしね」

これから10年~20年で、
現在の雇用者の47%は
ロボットや機械に代わってしまう。

オックスフォード大学が予測した論文があります。

利便性を追求し、効率化を求めた先に
失われていくものがたくさんあります。

今まで当たり前だったものが無くなったとき、
人は淋しさを感じます。

もちろんすべての現象は、表裏一体。
ここから受ける恩恵も山のようにあります。

正解はないからこそ、
あなたにとって、なにが大切なのか、
見失わずにいきたいですね。

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